こがナビ 古河市観光協会

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古河城出城跡、歴史博物館周辺

福法寺を過ぎ直進すると、お茶屋口からの道に突きあたります。
この道は、将軍が日光社参の折、古河城に宿泊するため、日光街道御茶屋口から城に向かう道筋でした。
右折して200メートルほど進めば歴史博物館周辺にでます。
ここは古河城出城跡で土塁、お堀など当時がしのばれ、古河城跡が痕跡をとどめない今、貴重なエリアです。
歴史博物館、鷹見泉石記念館、文学館と至近距離にありますが、まずは鷹見泉石記念館を通り過ぎ、歴史博物館に入館しましょう。
ここで3館セット券(600円)を購入するとよいでしょう。
歴史博物館では、古代から近代に至る古河の歴史と文化の概観を知ることができます。

鷹見泉石記念館は、歴史博物館の別館として開館されました。
もともとは古河藩の武家屋敷でしたが、鷹見泉石が晩年を送った住まいで古河に現存する唯一の武家屋敷です。
四季おりおりのたたずまいが美しい。

鷹見泉石記念館を出てお堀に沿って道なりに進むと、お堀がきれたところに四阿屋があります。
将軍の行列は、これより少し北進し文学館北側、第一小学校校庭がかつての堀跡で、その真中にあった道を西に進み古河城御成門に向かいます。
文字通り将軍お成りに使用します。
将軍の日光社参は、1泊目岩槻、2泊目古河、3泊目宇都宮、翌日日光到着です。

四阿屋を左に、なだらかな坂を下ると文学館があります。
文学館は展示室だけでなく、SPレコードの鑑賞などができるのでホッとできます。
2階はイタリアンレストランになっていて、お茶と食事が楽しめます。

歴史博物館周辺外観
歴史博物館
鷹見泉石記念館の前の通り

歴史博物館 入口から鷹見泉石記念館への道

鷹見泉石記念館外観

鷹見泉石記念館

文学館外観

文学館