古河について
古河市は、関東地方のほぼ中央、茨城県の最西端にある、渡良瀬川に囲まれた水と緑の豊かな自然と、歴史と伝統の町です。東京へは、約60kmの近距離にあり。JR宇都宮線(上野東京ライン・湘南新宿ライン)、国道四号線が縦貫、近くを東武日光線、圏央道、東北自動車道が通るという利便性をもっています。
雪の結晶は、江戸時代に古河藩主土井利位が日本初の自然書「雪華図説」を作成したことに因んで、古河のシンボルとなっています。
四季折々の古河を楽しむ
春
古河桃まつり
夏
古河花火大会
秋
市内を徒歩で散策
冬
古河提灯竿もみまつり
春 古河桃まつり
3月中旬〜 4月上旬
春には、日本で初のユネスコ メリナ・メルクーリ国際賞を受賞した、古河公方公園(古河総合公園)で、約1600本の桃の花が美しく咲きそろう、見事な情景が広がり、野点茶店、野外音楽会、領土物産品の即売会、桃むすめによる会場案内などが催され、期間中市内のみならず県内外から多くの人出でにぎわいます。
夏 古河花火大会
8月第1土曜日
渡良瀬川の夜空に絢爛豪華な花火絵巻を展開する「古河花火大会」。
大会の最大の目玉は三尺玉です。
玉の直径約90cm 重さ約300Kg、開花高度約600m、開花直径約650mと
壮大なスケールで花開き、見る人を圧倒します。
また、打ち上げ数も約25,000発と関東最大級で、
ボリューム満点の花火が次々に現れ見応え十分です。
河川敷のゴルフ場で開催されるため、
川の土手にレジャーシートを広げてのんびり鑑賞するのもおすすめです。
秋 古河市内を徒歩で散策
モデルコースで散策する
その他の散策スポット
古河城出城跡周辺
江戸時代この道は、将軍が日光社参の際に、古河城に宿泊するためここから入城しました。
古河城出城跡で土塁、お堀など当時がしのばれ、古河城跡が痕跡をとどめない今、貴重なエリアです。歴史博物館、鷹見泉石記念館、文学館と至近距離にあります
古河歴史博物館
歴史博物館では、古代から近代に至る古河の歴史と文化の概観を知ることができます。
鷹見泉石記念館
もともとは古河藩の武家屋敷でしたが、鷹見泉石が晩年を送った住まいで古河に現存する唯一の武家屋敷です。
古河文学館
大正ロマンの香りが漂う洋館で、古河ゆかりの作家の作品を中心に数々の貴重な資料を展示しています。
奥原晴湖画室
明治の南画界を代表する古河生まれの女流画家、奥原晴湖の画室を移築し一般公開しております。
肴町通り
肴町というのは職業名の町名で、川魚を扱う御用商人がいたことによります。肴町通りは、古河城への食糧調達の道でもありました。
古河藩使者取次所
(御馳走番所)
江戸時代、大名の使者を応接する役所がありました。役人は客を迎えるために馳り廻るので、ここの役人を御馳走番所ともいいました。
お休み処 坂長
坂長は江戸時代より両替商後に酒問屋をミニギャラリーやホール、資料室、飲食、物販を含む施設として生まれ変わりました。敷地内には店蔵(旧古河城文庫蔵)、袖蔵(旧古河城乾蔵)、文庫蔵、石蔵、中蔵、主屋があります。
江戸町通り
江戸町のいわれは、古河城追手(大手)門前から石町までの、一番賑わいを呈した区画で、江戸を思わせるという意味で江戸町と称したといいます。
この通りには日本でただひとつの篆刻美術館や街角美術館、永井路子記念館
篆刻美術館
日本で始めての篆刻専門の美術館。日本や中国の歴史的作家の作品を常時展示しています。
街角美術館
美術分野における市民創作活動の発表の場として、また先人の優れた作品の鑑賞の場として開館しました。
永井路子記念館
直木賞作家、永井路子さんの旧宅を修復し一般公開しています。 永井さんの幼少期から青春時代の写真などがあります。
杉並通り
この通りは、赤レンガと雪華をイメージして造られた道で、武家屋敷のおもかげを残す街並みと調和してなかなかの景観をかもしだしています。テレビや雑誌、ポスター等にもしばしば登場し古河を代表する景観のひとつでもあります。
冬 古河提灯竿もみまつり
12月第1土曜日
市内各団体が20m近い竹竿の先につけた提灯を激しく揉みあいながら、
相手の提灯の火を消しあう祭りで「関東の奇祭」として、また
「おかえり」の愛称を持って広く近隣に知られています。
末路会場両側に高さ13m以上の矢来を組み、各団体がぶつかり
合いながら竹竿を激しく揉み合う様は、誠に勇壮です。