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徳川三百年の智臣  土井利勝

土井利勝肖像画

家康が江戸幕府を開き、天下の政治をとるようになると、古河は奥州街道筋と水路の要地となり、北の守りとして重要な位置を占めるようになりました。そのため、古河藩主には有力な譜代大名が配置されました。幕末までに11家 12回の交替がありましたが、皆徳川家と深い関係のある譜代大名で、幕府の官僚に列し、大老や老中、大阪城代などの重職に就任したものが大勢います。中でも土井家は、2期12代わたり、古河城主として城下の発展に寄与し、古河の繁栄の基を築きました。
特に、利勝は、・土井の殿様、一六萬石よ・と甚句にも歌われている程、歴代城主の
中でも最高の禄高で、三階櫓などを築いて古河城を最大に拡張し、幕閣最高の大老職まで勤め、徳川三百年の確固たる基礎を築いた智臣として、歴史上の有名な人物でもあります。
市内の正定寺は、利勝開基によるもので、今は土井家の廟所になっています。

■駅から
約0.9Km 徒歩11分

■所在地
古河市大手町7-1

■お問い合わせ先
0280-22-1273