こがナビ 古河市観光協会

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渡良瀬堤防

 片町通りから渡良瀬堤防上に出ます。三国橋から南方向の堤防上に古河城跡の表示があります。古河城は曲亭馬琴「南総里見八犬伝」の舞台の一つです。古河城芳流閣上の決闘は、前半部のクライマックスとして有名だが、古河城の櫓をモデルにしたのではないかといわれています。
 眼前に広がる本州最大といわれる約33k㎡の渡良瀬遊水地は、日本の公害の原点といわれる足尾鉱毒事件によって出現しました。数々の文学作品の舞台ともなっています。江戸川乱歩賞受賞作、小林久三「暗黒告知」伊藤野枝「転機」荒畑寒村「谷中滅亡史」永井路子「わが町わが旅」などです。
 また堤防上には、足尾鉱毒事件に生涯を捧げた「田中正造遺徳之賛碑」があり、明治天皇への直訴状が刻まれています。

新三国橋

下記Googleマップは画像の撮影ポイント

 また堤防上には、足尾鉱毒事件に生涯を捧げた「田中正造遺徳之賛碑」があり、明治天皇への直訴状が刻まれています。

下記Googleマップは画像の撮影ポイント