渡良瀬堤防
片町通りから渡良瀬堤防上に出ます。三国橋から南方向の堤防上に古河城跡の表示があります。古河城は曲亭馬琴「南総里見八犬伝」の舞台の一つです。古河城芳流閣上の決闘は、前半部のクライマックスとして有名だが、古河城の櫓をモデルにしたのではないかといわれています。
眼前に広がる本州最大といわれる約33k㎡の渡良瀬遊水地は、日本の公害の原点といわれる足尾鉱毒事件によって出現しました。数々の文学作品の舞台ともなっています。江戸川乱歩賞受賞作、小林久三「暗黒告知」伊藤野枝「転機」荒畑寒村「谷中滅亡史」永井路子「わが町わが旅」などです。
また堤防上には、足尾鉱毒事件に生涯を捧げた「田中正造遺徳之賛碑」があり、明治天皇への直訴状が刻まれています。
![新三国橋](https://i1.wp.com/www.kogakanko.jp/wp-content/uploads/2018/01/1871779eb1fcb892fea54610208dd236.jpg?fit=800%2C600&ssl=1)
下記Googleマップは画像の撮影ポイント
また堤防上には、足尾鉱毒事件に生涯を捧げた「田中正造遺徳之賛碑」があり、明治天皇への直訴状が刻まれています。
![](https://i1.wp.com/www.kogakanko.jp/wp-content/uploads/2018/01/tanakax_sz.jpg?fit=600%2C800&ssl=1)
下記Googleマップは画像の撮影ポイント